ぼかし肥料とは何ぞや

ぼかし肥料とはなんぞやがよくわからない。
ネットで調べると

「ぼかし肥料とは、米ぬかや油かすといった有機肥料に土や籾殻を加えて発酵させた肥料のことをいいます。 土に米ぬかなどの肥料分を加えて薄めたことから、薄めるという意味の「ぼかす」という言葉が使われるようになりました。
微生物に分解されることで効き目が表れる有機肥料には、効果が出るまでに時間がかかるというデメリットがあります。」
2018/08/17 米ぬかで肥料を作ろう!簡単にできるぼかし肥料の作り方 – マイナビ農業https://agri.mynavi.jp/2018_08_08_36223/

ということのようで、要するに有機肥料を醗酵させたのが、ぼかし肥料と考えればよいようだ。

いろいろとぼかし肥料の作成法はあるようだが、ごく簡単な方法が自分には合っているような気がする。
(引用:米ぬかとことん活用読本 69p-71p)

①納豆ぼかし
北海道佐呂間町の佐伯まり子さんの方法。
材料: 納豆2バック、米袋一杯の米ぬか(15Kgくらい?)、水4l
作り方:水と納豆をまぜる。納豆の粒がばらけて、水が白濁するまでまぜる。
コモの上に米ぬかを広げて置き、納豆入りの水を少しずつかける。握ると固まり、指でつつくと崩れるくらいまで。
上にコモか毛布をかけ、1~2日後に温度が上がってくるので、切り返す。3~4日続け、さらに数日置くと表面を白い菌が覆うと完成。
使用法:ナスやキュウリの株元にたっぷりとかけてやる。 たくましく、味の濃い野菜となる。

②EMぼかし
材料:米ぬか(30l)、魚粉8l、菜種かす8l、もみ殻適当、もみ殻燻炭適当、EM1号45cc、糖蜜45cc、電子水3l
作り方: 糖蜜を熱い湯でとく、水とEM1号を混ぜる、これを他の材料に徐々にかけ、混ぜる。 手で握り、パラッと壊れるくらい。
これらをタンクにいれふたをする。 ふたを開け、臭いをかいで、魚粉のにおいがしなくなったら完成、夏で10日くらい。
使用方法:納豆ぼかしと同じ。

③炭入りぼかし
材料:山土300kg、乾燥鶏糞60kg、油粕20kg、米ぬか20kg,化石15kg、炭40kg
作り方:山土を最下層とし、他材料を積んでゆく(各7等分しておく)、その上にたっぷりかん水する。
発酵がすすみ50度Cくらいになったら切り返す。3~4回切り返しを行い、熟成させる。
(何日かかる?)
使用方法:野菜の定植数日前に植穴を掘り、ぼかしを2~3握り施用し、混ぜておく。株元に使用してもよいが元肥の方が効果が高い。

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